めんの(ほぼ)引きこもりブログ

ADHD持ちの(ほぼ)引きこもり女性の日常

無職が脱無職する件

わたくし、長期の予定で実家に帰省しています。来年から就職するとなると、なかなか長期間帰省することが叶わないと考えたからです。
愛犬(12歳くらい)を湯たんぽがわりに抱きかかえ、ゲームをしてみたり漫画を読んでみたりと、なかなか平和な日々を過ごしています。

内定もらったよ!

就活中、こんなADHDあるあるツイートをしたのですが、共感してくれる人が多かったです。

今回の面接には、「ええい! なんとでもなれーい」という気持ちで挑みました。アナ雪ではないですが、(ほぼ)ありのままの姿を見せてきたわけです。それは、いい子ぶった偽りの自分ばかりを見せていても、後々がっかりされるのが嫌だったからです。
その結果、第一志望の企業から内定を貰えました。突飛な回答をしてはならない性格検査でめちゃくちゃな回答をしてしまい、「あ、これ落ちたわー。絶対サイコパス認定されたわ」と半ば諦め気味で開き直って面接を受けたことが、かえって良かったのかもしれません。

なぜ採用されたの?

性格検査でサイコパス回答をしてしまうようなわたくしの、一体どこが採用担当者に気に入ってもらえたのか、考察してみます。
まずは、物怖じせず率直に意見を述べるところです。
たいていの企業が求めている人材は、地頭のよい人だとわたくしは思っています。勉強ができる人かどうかではなく、自分の頭で論理的に物事を考え、言葉や形にできる人のことです。
今回の面接では、質問をされると即座に返答するように意識していました。「退職してから随分と時間が経っていますが、その理由は?」だとか、「将来こうなりたいとおっしゃっていますが、あなたに弊社の業務は合っていないのでは?」といった答えづらい質問にも、頭をフル回転させて率直に答えました。

次に、どうしてもその企業で働きたいという熱意を買われたのだと思います。
正直なところ、何社も並行して応募するのは面倒だし疲れます。そこで、わたくしは「この企業でなくてはならない理由」をとにかく考え抜き、最も興味ある1社に応募することにしました。すると、志望している企業はどこに向いていて何を求めているのかが、よく見えてきました。志望動機が不思議なくらいスラスラと書けることに、自分でも驚きです。
乗りに乗った状態でいざ選考に呼ばれると、他の面接者には迷いがあったり、志望動機が弱かったりするので、わたくしのほうが面接官の印象に残ったと思います。その人のビジョンが明確かどうかは、周りと比べることで浮き彫りになるということが分かりました。

性格検査にビビるな!

性格検査については結果を見ていないので分かりませんが、「チョット危ない人」という結果が出たに違いありません。しかし、それでも内定を貰えたということは、性格検査はあくまでも参考程度なのでしょう…。
就職や転職を考えている発達障害持ちの方に伝えたいことは、性格検査に多少問題があろうと、自分の考えと熱意をしっかりと伝えれば採用してくれる企業が現れるということです。
よく考えてみてください。「うわ、こいつサイテーじゃん!」、「それパワハラでしょ」と思うような人に限って、出世していたりしませんか?
我々発達障害持ちが極度に人として劣っていると卑下する必要はありません。性格検査は、あくまで平常心で回答すればそれで良いのです。

早起きの練習だ!

無事就活を終えることができたので、今のわたくしはとにかく早起きの練習に力を入れています。せっかく入社したのに、「朝起きられませんでした」では早々にクビになってしまいますもの…。
来年の目標は、「早寝早起き朝ごはん」にでもしましょうか。(小学校のお知らせの手紙か何かに書かれていそう)